InDesignの図形の描き方をお探しですね。

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InDesignで丸や四角を描くには?図形ツールとグラフィックフレームの使い分け方

InDesignでチラシやパンフレット、PDF資料を作るとき、丸や四角形は本当によく使います。

見出しの背景、写真を入れる枠、アイコンっぽい丸、角が丸い囲み枠など、シンプルな図形だけでもレイアウトの印象がぐっと変わるんです。

ただ、InDesignには「図形ツール」と「グラフィックフレーム」という、見た目がそっくりなツールがあって、最初はどっちを使えばいいのか迷いますよね。

この記事では、丸や四角の描き方から、角丸の作り方、画像を入れる方法まで、初心者の方でも分かりやすいように順番に説明していきます。

図形ツールとグラフィックフレーム、何が違うの?

InDesignには、長方形ツールや楕円形ツールといった「図形ツール」と、長方形フレームツールや楕円形フレームツールといった「グラフィックフレーム」があります。

どちらも四角や丸を描けるので、「何が違うの?」って思いますよね。

**簡単に言うと:**
– **図形ツール**:色のついた背景や、飾りの線、アイコンなどを作るとき
– **グラフィックフレーム**:最初から写真やイラストを入れる予定があるとき

こんな感じで使い分けると分かりやすいです。

でも実は、InDesignってすごく融通が利くんです。

図形ツールで描いた普通の四角にも、あとから写真を入れられます。

逆に、グラフィックフレームで作った枠に色をつけて、装飾として使うこともできちゃいます。

なので、「絶対にこっちじゃないとダメ!」というわけではないんですね。

実際の仕事では、「写真を入れる予定ならフレームツール」「背景や枠線なら図形ツール」くらいの感覚で使い分けて、必要に応じて後から調整するのが効率的です。

ツールパネルで長方形ツールを長押しすると、楕円形ツールや多角形ツールが選べます。

同じように、長方形フレームツールを長押しすれば、楕円形フレームツールなども選べます。

ショートカットを覚えるより先に、まずは「塗り」と「線」の設定を確認しながら描く練習をしましょう。

塗りは図形の中の色、線は外側の輪郭線のことで、どちらもスウォッチパネルやプロパティパネルから簡単に変更できます。

丸や四角を描く基本とキレイに作るコツ

四角形の描き方

四角形を描くときは、ツールパネルから長方形ツールを選んで、ページ上でドラッグします。

ドラッグした方向と距離で、自由なサイズの長方形ができあがります。

作った後は、選択ツールで位置やサイズを調整できます。

**正方形を作りたいとき**は、**Shiftキーを押しながらドラッグ**すると、縦横の比率が固定されて正方形になります。

**中心から広げるように描きたいとき**は、**AltキーまたはOptionキー**を一緒に押すと、クリックした場所を中心にして図形が作れます。

丸の描き方

丸を描くときは、楕円形ツールを使います。

普通にドラッグすると楕円になりますが、**Shiftキーを押しながらドラッグすると正円**になります。

プロフィール写真を丸く切り抜いたり、番号のアイコンを作ったり、注目ポイントのマークを作るときは、正円で作ったほうが見た目がきれいです。

あとからサイズを変えるときも、幅と高さを同じ数値にするか、縦横比を固定して拡大縮小すると、形が崩れません。

正確なサイズで作る方法

「だいたいこのくらい」で描くのもいいですが、正確なサイズで作りたいときは、ドラッグせずに**ページ上を一度クリック**してみてください。

すると、幅と高さを数値で入力できるダイアログが表示されます。

たとえば「幅30mm、高さ30mm」のように指定すれば、ピッタリのサイズで図形が作れます。

印刷物を作るときは、目分量だと後からズレが気になることがあるので、プロパティパネルや変形パネルで数値を確認しながら調整する癖をつけておくと安心です。

塗りと線の設定も忘れずに

図形を作ったら、塗りと線の設定も確認しましょう。

– **背景として使う四角形**:線を「なし」にして、塗りだけ設定するとスッキリします
– **囲み枠として使う四角形**:塗りを「なし」にして、線だけ設定すると、中の文字や写真を邪魔しません

丸や四角形は単純な形ですが、線の太さ、色、透明度、配置の揃え方で、紙面全体の印象がガラッと変わります。

角丸四角形の作り方とコーナーオプション

角丸四角形の基本的な作り方

InDesignで角丸四角形を作るには、まず普通の長方形を描いてから、角の設定を変更します。

**手順:**
1. 長方形ツールで四角形を作る
2. 選択ツールでその図形を選ぶ
3. プロパティパネルの角の設定、または「オブジェクト」メニューから「コーナーオプション」を開く
4. 角の種類で「角丸」を選んで、半径の数値を調整する

角丸の半径って何?

角丸の半径は、角をどのくらい丸くするかを決める数値です。

– **数値が小さい**:控えめな丸み
– **数値が大きい**:ボタンみたいな柔らかい印象

見出しの背景や注釈ボックスでは、角丸が大きすぎると子どもっぽく見えることがあります。

紙面の雰囲気に合わせて調整しましょう。

印刷物では数ミリの差でも見た目が変わるので、複数の角丸四角形を使うときは、同じ半径に揃えるとデザインに統一感が出ます。

角を個別に設定する

コーナーオプションの便利なところは、4つの角を別々に設定できることです。

普通は四隅すべてを同じ角丸にしますが、リンク設定を解除すると:
– 左上だけ丸くする
– 右側だけ丸くする
– 上部だけ面取りにする

こんな表現ができます。

吹き出し風のラベルや、ページの端に沿わせる見出し装飾なども作りやすくなりますよ。

角の種類には角丸だけでなく、斜めに切り落とす「面取り」や、内側にへこむ形状などもあるので、単なる四角形から一歩進んだデザインが作れます。

ライブコーナーで直感的に調整

バージョンによっては、長方形を選択すると角のあたりに**黄色いポイント**が表示されることがあります。

これが「ライブコーナー」です。

このポイントをドラッグすると、画面を見ながら直感的に角丸の大きさを調整できます。

数値入力より見た目を優先したいときに便利ですが、うっかり触って形が変わっちゃうこともあるので注意が必要です。

正確さが必要な作業ではコーナーオプションやプロパティパネルで数値を確認して、ラフなデザイン検討ではライブコーナーを使う、という使い分けがおすすめです。

グラフィックフレームに画像を入れる方法

基本的な画像の入れ方

グラフィックフレームは、写真やイラストを入れる入れ物として使うととても便利です。

**手順:**
1. 長方形フレームツールや楕円形フレームツールで枠を作る
2. その枠を選択した状態で、「ファイル」→「配置」を選ぶ
3. 画像ファイルを指定すると、作った枠の中に画像が読み込まれる

丸い写真を作りたいときは、楕円形フレームツールで正円の枠を作って、その中に写真を配置すれば、円形にトリミングされたような見た目になります。

フレームと画像のサイズ調整

画像を配置した直後は、フレームと画像のサイズが合わないことがよくあります。

InDesignでは、**フレームそのもの**と**中に入っている画像**は別々の要素として扱われます。

だから、フレームを大きくしても、画像の見える範囲だけが変わって、画像自体は拡大されないことがあるんです。

– **選択ツール**:フレーム(入れ物)を操作
– **ダイレクト選択ツール**:中の画像を操作

この違いを意識すると、思った通りに調整しやすくなります。

フレーム調整機能を使おう

画像をフレームにピッタリ合わせるには、プロパティパネルやコントロールパネルにある**フレーム調整機能**を使います。

**「内容を縦横比率に応じて合わせる」**
– 画像全体が見えるようにフレーム内に収める
– 余白が出ることもあるけど、写真の端を切りたくないときに便利

**「フレームに均等に流し込む」**
– フレームいっぱいに画像を表示する
– 余白は出にくいけど、画像の一部がトリミングされることがある

角丸の画像フレームを作る

角丸の画像フレームを作りたいときは、長方形フレームを作ってから、コーナーオプションで角丸を設定します。

角丸四角形の中に写真を入れると、こんなデザインに使えます:
– ポートフォリオの作品サムネイル
– 店舗メニューの料理写真
– 会社案内の人物紹介

ここで注意したいのは、**フレームの角丸設定**と**画像の位置調整**を分けて考えることです。

まずフレームの形を整えてから、画像の見せたい部分が中央に来るように中身を移動すると、きれいに仕上がります。

まとめ:図形と画像を使いこなそう

InDesignでは、図形ツールで作ったオブジェクトにも画像を配置できるので、「図形」と「フレーム」を厳密に分けすぎる必要はありません。

大切なのは、作業の目的に合わせて:
– 図形を装飾として使うのか
– 画像の入れ物として使うのか

を判断することです。

丸や角丸四角形を正確に作れるようになると、誌面の見出し、写真枠、注釈、ボタン風のパーツなどを短時間で整えられます。

基本操作を押さえたうえで、塗り、線、角丸、画像のフィットを組み合わせることで、InDesignのレイアウト表現はどんどん広がっていきます。

最初は戸惑うかもしれませんが、実際に手を動かしながら覚えていくのが一番の近道です。

ぜひ色々試してみてくださいね!

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