InDesignでグラデーションの使い方をお探しですね。
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InDesignでグラデーションをもっと使いこなそう!色変更・透明度・影の付け方まで
InDesignでチラシやパンフレット、PDFを作っていると、「見出しにグラデーションを入れたいな」「背景をもっとおしゃれにしたいな」と思うことがありますよね。
でも実際にやってみると、「あれ、色の変え方がわからない」「透明にしたいのにうまくいかない」「影をつけたら変な感じになった…」なんてこともよくあります。
この記事では、InDesignでグラデーションを作る基本から、あとから色を変える方法、透明度や影(ドロップシャドウ)を使った仕上げのコツまで、初心者の方にもわかりやすく説明していきます。
グラデーションの作り方・基本のキ
InDesignでグラデーションを作るには、まず「どこにグラデーションをかけたいか」を決めます。
四角や丸などの図形、線、文字を入れる枠(テキストフレーム)など、いろんなものにグラデーションをつけられます。
やり方はシンプル。
グラデーションをかけたいものを選んで、**「グラデーション」パネル**や**「スウォッチ」パネル**で設定するだけです。
グラデーションって見た目をきれいにするだけじゃなくて、背景に奥行きを出したり、見出しを目立たせたり、写真となじませたりするのにすごく便利なんです。
塗りと線、どっちにかける?
InDesignでは、図形の「中身(塗り)」と「枠線(線)」を別々に設定できます。
たとえば四角の中をグラデーションにしたいなら「塗り」を選び、枠線をグラデーションにしたいなら「線」を選びます。
ここを間違えると「あれ?色が変わらない!」ってなるので、パネルで塗りと線のどっちが選ばれているか確認しながら作業するといいですよ。
グラデーションの種類を選ぼう
グラデーションには大きく分けて2種類あります。
– **線形グラデーション**:まっすぐに色が変わっていくタイプ。
背景や帯のデザインに使いやすいです。
– **円形グラデーション**:中心から外に向かって色が広がるタイプ。
ボタンっぽい装飾や、光の表現に向いています。
角度を変えれば、左から右、上から下、斜めなど、色の流れを自由に調整できます。
「グラデーションツール」を使えば、オブジェクトの上をドラッグするだけで、感覚的にグラデーションの位置を決められるので便利です。
何度も使うならスウォッチに登録!
同じグラデーションをいろんな場所で使いたいときは、**スウォッチ**として登録しておくのがおすすめです。
「スウォッチ」パネルから新しいグラデーションスウォッチを作っておけば、あとで別の図形にも同じグラデーションをサッと適用できます。
しかもスウォッチ自体を編集すると、そのスウォッチを使っているすべてのオブジェクトに変更が反映されるので、ページ数の多い冊子やカタログを作るときにはめちゃくちゃ便利です。
グラデーションの色を変えるコツ
グラデーションの色を変えたいときは、「グラデーション」パネルの下にある**グラデーションバー**をいじります。
バーの下にある小さな四角(これを「カラー分岐点」って言います)をクリックして、それぞれに色を設定していきます。
たとえば、左端を濃い青、右端を薄い水色にすれば、自然に明るくなる背景ができます。
分岐点は増やすこともできるので、2色だけじゃなくて3色、4色…と複雑なグラデーションも作れますよ。
印刷するならCMYK、画面ならRGB
色を選ぶときに気をつけたいのが「カラーモード」です。
印刷物を作るならCMYK、Web用やモニターで見せるならRGBを使います。
特に印刷の場合、画面で見たときはきれいな色でも、紙に刷ると思ったより暗く見えることがあるので要注意です。
スウォッチで色変更するときの注意点
スウォッチの色を変えると、そのスウォッチを使っている**すべてのオブジェクト**の色が変わります。
これは便利な反面、「一部だけ変えたかったのに全部変わっちゃった!」ってこともあるので、全体を変えたいのか、選んだものだけ変えたいのかを考えてから作業しましょう。
色の位置や変化の仕方も調整できる
カラー分岐点を左右に動かすと、「どこから色が変わり始めるか」を調整できます。
さらに、分岐点と分岐点の間にある「中間点」を動かすと、色の変わり方を緩やかにしたり、急にしたりできます。
濃い色から薄い色に急に変わると、ちょっと安っぽく見えることもあるので、背景に使うときは控えめなグラデーションにして、文字が読みやすいように調整するのがポイントです。
線にグラデーションをかけるときは
線にグラデーションをかける場合、線の太さや位置も一緒にチェックしましょう。
InDesignでは、線をパスの中央、内側、外側のどこに置くか選べます。
太い線だと見た目がけっこう変わるので、確認しながら調整してください。
ただし、細すぎる線は印刷したときにうまく出ないこともあるので、デザインだけじゃなくて「ちゃんと印刷できるか」も考えておくと安心です。
透明度を使ってグラデーションをなじませよう
グラデーションをもっと自然に見せたいときは、**透明度**を調整するのがおすすめです。
InDesignでは「効果」パネルや「オブジェクト」メニューの「効果」から、オブジェクトの透明度(不透明度)を変えられます。
たとえば、濃いグラデーションをそのまま写真の上に置くと重たく見えることがあります。
でも不透明度を60%くらいに下げると、写真の雰囲気を残しつつ、文字を読みやすくする背景として使えるんです。
塗りだけ、文字だけ、透明にできる
InDesignのすごいところは、オブジェクト全体じゃなくて、**塗り・線・テキスト**など、パーツごとに透明度を設定できるところ。
たとえば、テキストフレームの塗りだけを半透明にして、文字自体ははっきり見せる、なんてこともできます。
逆にオブジェクト全体の透明度を下げると、中の文字も一緒に薄くなっちゃうので、「文字が読みにくい…」ってことになりがちです。
写真の上に文字を置くときに便利
グラデーションと透明度を組み合わせると、写真の上に文字を置くときにすごく便利です。
たとえば、写真の上に黒から透明に近いグラデーションを重ねると、写真の一部を暗くして白文字を読みやすくできます。
印刷するときは注意が必要
透明効果を使ったデータは、印刷会社によっては「ちゃんと出るか確認してね」と言われることがあります。
最近はPDF/X-4という形式で透明を保ったまま入稿できることも増えましたが、印刷会社ごとにルールが違う場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
入稿前にPDFを書き出して、ちゃんと見えるかチェックするのもおすすめです。
読みやすさを最優先に
透明度を使うときに失敗しがちなのが、「画面ではきれいなのに、印刷したら文字が読めない!」ってパターン。
特に小さい文字の背景に薄いグラデーションを置くと、ほとんど見えなくなることもあります。
デザインももちろん大事ですが、**読みやすさ**を最優先に考えて、必要なら色や透明度を調整しましょう。
ドロップシャドウで立体感を出そう
InDesignでは、オブジェクトに**影(ドロップシャドウ)**をつけることもできます。
影をつけると、写真や図形、見出しが背景から浮き上がって見えるので、目立たせたいときに便利です。
やり方は簡単。
オブジェクトを選んで、「効果」パネルのfxアイコン、または「オブジェクト」メニューの「効果」から「ドロップシャドウ」を選ぶだけです。
設定画面では、影の濃さ、距離、角度、ぼかし具合などを調整できます。
影は控えめに使うのがコツ
影を強くすればするほど目立ちますが、強すぎると古臭く見えたり、不自然になったりします。
基本は**控えめに**。
見出しやボタンっぽいデザインなら少ししっかりめの影でもいいですが、本文まわりや写真のキャプションでは薄い影のほうが読みやすくなります。
どこに影をつけるか選べる
透明度と同じで、ドロップシャドウも**オブジェクト全体・塗り・線・テキスト**など、どこに影をつけるか選べます。
たとえば、文字だけに影をつけたいなら「テキスト」を選び、背景色のあるボックス全体を浮かせたいなら「オブジェクト」を選びます。
光の方向を統一しよう
自然な影にするには、**光の方向を統一する**のが大事です。
同じページの中で、あるオブジェクトは右下に影があって、別のオブジェクトは左上に影がある…となると、なんだか変な感じになります。
影の角度を揃えて、距離とぼかしを控えめにすると、安定した見た目になりますよ。
効果を組み合わせて使おう
グラデーション、透明度、ドロップシャドウを組み合わせると、InDesignだけでもかなりいろんな表現ができます。
たとえば、淡いグラデーションの背景に半透明の帯を重ねて、見出しにごく薄い影をつければ、写真の上でも文字が読みやすくなります。
ただし、全部の効果を強くかけすぎると、紙面が重たく見えて、何が大事なのかわかりにくくなります。
効果は「足す」だけじゃなくて、「弱める」「外す」っていう判断も大切です。
まとめ:ルールを決めて効率よく作業しよう
よく使うグラデーションや色はスウォッチに登録して、影や透明度の使い方もドキュメント内でルール化しておくと、作業がグッと楽になります。
特にページ数の多い冊子やカタログでは、ページごとに効果の強さがバラバラだと統一感がなくなっちゃうので、「見出し用」「注目枠用」「写真上の文字用」みたいに、用途ごとに設定の基準を決めておくといいですよ。
InDesignでグラデーションを作ったり色を変えたり、透明度やドロップシャドウを使いこなせるようになると、ただのレイアウト作業から一歩進んで、「おっ、いい感じ!」って思える紙面が作れるようになります。
ぜひいろいろ試してみてくださいね!
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